DCF法

【23】 DCF法

DCF法だと高い評価も可能!?

インカムアプローチによる算定の代表例がDCF法です。DCF法は、会社や事業が将来生み出すキャッシュ・フローの合計を価値とする算定方法です。 売り手が、今後、安定的なキャッシュ・フローや成長が望める場合にはふさわしい方法といえます。

 

DCFは、「Discounted Cash Flow」の略です。 この方法は、売り手の将来計画に基づき価値を算定しますので、特に会社の将来性を重視した算定方法です。日本でも最近は一般的に使われている方法です。 将来計画には大きな不確実性があるため、客観性という面では欠点があります。 「Discounted」とは「割り引かれた」という意味であり、単に将来のキャッシュ・フローを合計するのではなく、現在の価値に直した合計となります。 なお、売り手が高めの計画を作れば、算定上の価値は高くすることはできますが、計画の妥当性について、買い手はかなり詳細に質問をしてきます。計画の合理性・実現可能性が低いと判断されれば、株価はかなり低く評価されるので注意が必要です。

DCF法は、会社の将来性を重視したバリュエーションの方法です。

 

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